商業の高校教員(教諭)免許を取得できる通信制大学を一覧にまとめました。
高校の商業科の先生として仕事をする上で大変なことは、商業科の生徒の多くが簿記などの資格試験の取得を目指しており、その指導をおこなうというところに難しさがあります。
生徒たちが資格試験を受験し、その合格率が直接自分の指導の成果としてみえるため、もちろん半端な授業は許されませんし、モチベーションが下がっている生徒のメンタルのサポートも仕事のひとつです。
そういった意味では、生徒との距離が近く、大変やりがいのある仕事です。
高校生で簿記一級にチャレンジしようというやる気のある生徒がいたならば、全力で応援してあげたいものですね。
また、商業の知識は生徒たちが社会人になってすぐに役立つ知識なので、熱心に学ぶ生徒が多く、教えがいがあるのも商業科の教員のいいところです。
生徒たちの知識欲にかなうように、教員も知識を養ったり、社会経験を積む必要があります。
商業の学問だけではなく、社会の仕組みやコミュニケーションの仕方、社会常識など、幅広い知識を蓄え、生徒たちからの質問に備えたいものです。
また、商業科で指導する内容に関しての法律は多く、毎年細かいところで改正があるので、そういった法律改正についても知っておく必要があります。