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部活顧問をする教員たちの立場や労働問題

教員の仕事の1つとして部活動の顧問が挙げられます。最近では、顧問を引き受けることによる残業や休日出勤といった問題がクローズアップされています。どのような問題が起こっているのでしょうか。

部活動顧問は教員のボランティア?

部活動は本来、とても楽しく意義のあるものだと思います。しかし今、顧問となる教員の労働時間に関して、深刻な問題がうまれています。

部活動が盛んな学校や強豪と言われるクラブでは、平日の朝・放課後練習、休日の練習、大会や遠征という流れが当たり前になっています。生徒たちは毎日早朝から練習をし、放課後も遅くまで活動、土曜や日曜も一日中部活動に励んでいます。

もちろん、部活動の顧問も指導や監督責任がありますので、早朝や夕方、休日に活動することになります。現在の制度では、この早朝や夕方、休日の労働は時間外勤務として認められません。教員が自発的に行っているボランティアとして扱われているのです。

顧問を引き受けざるを得ない状況

部活動の顧問を命じられたら簡単に断れるものではありません。命じられた教員は、資格をとるために勉強時間がつくりたくても、介護などの家庭の都合で土・日に休みたくても、一度顧問になったら自分の都合を通すことがなかなかできないのです。

勤務時間外なのに、です。中には、「1年のうち数日しか休みがとれない」という教員もいます。こういった状況が、長い間当たり前のように続いてきているのです。

もちろん、望んで部活動顧問になる教員だってたくさんいます。部活動の指導がしたくて教員になった人も知っています。

ですが、不満があるかないか、というところが問題なのではなく、働いている時間に対して賃金が支払われない、そして明らかな過剰労働だ、というところに問題があるのだと思います。

一日も早い改善を

知り合いのお子さんは強豪と呼ばれる部活動に入っています。顧問の先生も熱心で、遠方での大会に参加をしたり、他校との練習試合も頻繁に組まれていたそうです。

ところが、そのお子さんの在学中に顧問の先生が転勤になり、新しく顧問となったのはその部活動には全く見識のない先生でした。

新しい先生は平日の練習にもあまり顔を出さず、休日は家族サービスがあると言って部活動を休みにしてしまいます。最近では大切な大会への申し込みを忘れ、生徒たちは出場できなくなってしまったそうです。

これは極端な例かもしれませんが、生徒や保護者側からすれば「前の先生がやっていたことは、やって当然」となりますよね。本当に難しい問題だと思いますが、お互いのためにも問題が早く改善されるといいですね。